解法の拡張 その1 円と直線の共有点
数学の解法を拡げるにはどの問題を使う事がいいのか. いつも考えます.
まずテーマを作り,解法を確認することで自分の手持ちの引き出しを整理させます.
今回も座標と幾何の問題です.四つの解法
Ⅰ 判別式
Ⅱ 平方完成
Ⅲ 点と直線の距離
Ⅳ 法線ベクトル
のそれぞれの特長を記しました. Ⅲにおける公式の確認がⅣの解法へ繋げられるところが,
私個人は数学そのものと思います...
「解き方は覚えるのではなく,組み立てを身につけよ」
です.
特にⅢにおける「点と直線の距離」の公式を導いた組み立てに注目してください。
座標平面上でベクトルを使う基本ともいえる「直線のベクトル方程式」です。
弧の組み立てを使えると,3次元で
《点と平面の距離》を求める公式にたどり着けます!
このお話は次回にしましょう。
0コメント